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2007年問題と労務 〜高齢者雇用との付き合い方 <4>
高齢者の経験や知識を生かせ
財団法人大蔵財務協会
『税しらべ』
原稿執筆しています。 |
2005年7月25日
高齢者の
豊富な経験や知識を生かせ |
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「高年齢者を効率的に雇ってみてはいかがですか?」
ある顧問先から「人事戦略について相談にのってやって欲しい」と紹介をいただいた企業経営者の方に、そのようなアドバイスをしたことがあります。
その時の相談は、「若くて、正直で、まじめな人を雇うには、どうしたらいいのか?」という内容でした。「定着率が低く、仕事がきつくなるとすぐに辞めてしまう若年層』 と経営者こ自身の口から出ているにもかかわらず、なぜ若くなければならないのかというのが疑問でした。
現在、約7割の企業に、少なくとも65歳までの雇用継続があるにもかかわらず、大半の企業は、高齢者雇用に関して消極的です。
「高年齢者は使いにくい・・・」
前出の経営者の方に言われた言葉です。
企業があげる高年齢者の継続雇用が困難な理由は、「そのままの処遇で雇用し続けることが困難である」「労働能力の低下」 「職務内容の変更が困難」などが多いとされます。
こういう問題を解決するためには、【 様々 なコストが掛かり、さらに人間関係などの面倒な事も増える】 と考える方が多いと思われます。しかし、本当に高年齢者雇用はデメリツトだけなのでしょうか?
定年後の労働者を継続雇用している企業が、高年齢者を継続雇用する理由として挙げ筆るのは「定年到達者の知識・経験を活用するため」が最も多く、次いで「高年齢者でも働ける仕事であるため」となります。
確かに若年層は、最新の技術などに強いし、職場環境に馴染むのも早い。簡単に言うと対応力が高いので、企業としてはこれからの戦力として、若手社員を育てて行く必要があるのは当然です。
しかし高年齢者には、仕事を通じて蓄積された豊富な知識・経験・ノウハウがあり、顧客のニーズなどについても十分な対応が取れるはずです。
また、若年層などをはるかにしの受成果を出している高年齢者も大勢存在しています。体力なども若年層に負けないほど充実した方もいれば、新しい技術を積極的に採り入れたり、自己啓発などに前向きな方も・・・。
ひと括りに「高年齢者は使いにくい」と終わらせてしまうのは、いささかもったいない気がします。
例えば、このようなバイタリティにあふれた高年齢者の方が、職場にいてバリバリと仕事されたら若年の労働者はどのように感じるでしょうか。また、知識などを継承するために静かに若年労働者を見守りながら教育・指導する高年齢者がいたら経営者の皆さんは安心なのでは?
高年齢者雇用も前向きに対処すれば、数々のメリットが見えてきます。 (社会保険労務士縣昌宏)
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